KX-Card7で利用できるメモリ

KX-Card7システム開発ボードでは、5種類のメモリを利用できます。

  1. FPGA内蔵ブロック・メモリ
    FPGA内に設けられた専用のメモリ領域です。ECC(エラー訂正)付きの構成で、アクセス速度350MHzにより制御できます。
  2. FPGA内蔵分散メモリ
    ロジックを構成するセルをメモリとして構築します。アクセス速度は最速で500MHz程度です。
  3. DDR3
    4Gbit(512M x 8bit)のメモリを3面利用できます。DDR3-1600規格のメモリを使用していますが、FPGAスピードグレード(-1)の場合、FPGAのメモリ制御IP(PHY)により データレート 1.3GBpsになります。スピードグレード(-2)では1.6GB/sです。
  4. FlashROM
    256MbitのNor型シリアルFlashROMです。クアッドI/O。Max.108MHzアクセス。画像データの保存や大規模LUTなどに利用できます。
  5. MRAM
    256Kbit (32K x 8bit)の疑似SRAMです。40MHzのSPIで制御できます。
    不揮発性メモリです。小規模なデータ保存に最適です。