KX-Card7システム開発ボードでは、5種類のメモリを利用できます。
- FPGA内蔵ブロック・メモリ:
FPGA内に設けられた専用のメモリ領域です。ECC(エラー訂正)付きの構成で、アクセス速度350MHzにより制御できます。 - FPGA内蔵分散メモリ:
ロジックを構成するセルをメモリとして構築します。アクセス速度は最速で500MHz程度です。 - DDR3:
4Gbit(512M x 8bit)のメモリを3面利用できます。DDR3-1600規格のメモリを使用していますが、FPGAスピードグレード(-1)の場合、FPGAのメモリ制御IP(PHY)により データレート 1.3GBpsになります。スピードグレード(-2)では1.6GB/sです。 - FlashROM:
256MbitのNor型シリアルFlashROMです。クアッドI/O。Max.108MHzアクセス。画像データの保存や大規模LUTなどに利用できます。 - MRAM:
256Kbit (32K x 8bit)の疑似SRAMです。40MHzのSPIで制御できます。
不揮発性メモリです。小規模なデータ保存に最適です。