KX-Card7の外部接続用コネクタは、サムテック社のQSHコネクタを2個使用し、それぞれのコネクタでI/O電圧を可変できます。
I/Oコネクタの型番:QSH-060-01-L-D-A
このコネクタに接続できるコネクタは、QTH-060-01-L-D-A です。 赤字の-01は、基板間距離5mmを示します。
部品型番により、-01(5mm)、-02(8mm)、-03(11mm)、-04(15.25mm)のバリエーションがあります。括弧内は基板間距離を示します。
各I/Oコネクタは、KX-Card7ボードの部品面に配置するディップスイッチSW5(CN1)とSW6(CN2)により、FPGAのI/Oバンクに給電する電圧を設定するのと同時に、コネクタのピンから設定した電圧を外部機器に供給できます。
但し、FPGA-I/Oバンクに給電する電源は、最大1A供給のDCDCコンバータです。外部機器でこの電源を使用する場合には、FPGA-I/Oバンクで消費する電流を確定してから使用して下さい。
電流が不足する場合、それぞれのコネクタには+5V電源ピンもあるので、+5VからLDOやDCDCを利用して所望の電源を生成するようにして下さい。
ディップスイッチSW5、SW6で設定できるI/O電圧は以下に示す7種類です。
1.2 / 1.25 / 1.5 / 1.8 / 2.5 / 3.0 / 3.3 (V) 製品出荷時の設定は2.5Vになっています。