USB3.0の高速データ転送を利用して、高速サンプリングのADCデータを収集することができます。
KX-Card7のKintex7 FPGA(スピードグレード2)では、DDR LVDSの場合、max.1.25Gbps、JEAD204Bの場合は10Gbps/レーンです。
HSAD250D
4ch同時サンプリング 250MSps 14bit AD変換ボード
FPGAとはJESD204BでIFします。1chあたり2レーン使用します。
1レーン当たりの転送速度は約2Gbpsです。
FPGAのIO 100本を他のシステムとの接続に利用できます。
HSAD500
1ch 500MSps 12bit AD変換ボード
FPGAとはパラレルDDR LVDSでIFします。250MHzクロックの両エッジに同期したパラレルデータです。
パラレルLVDS, SERDES, JESD204B と様々なIFで外部基板と接続ができます。高速な信号ですので、基本的には等長配線が求められます。「KX-Card7の配線長+各ADCの配線長」が各チャネルで等しくなるように基板を構成しています。
この様に、高速信号を扱う場合には、チャネル間の遅延誤差が発生しないように、トータルの配線長を等長にすることで対応できます。
必要に応じて基板上で行う伝送線路シミュレーションも、トータルの配線長で行うことができます。