外部基板との接続方法

KX-Card7およびAX-Card7Mでは、外部基板との接続に2個のメザニンコネクタを利用できます。

2個のコネクタをそれぞれ異なるI/O電圧で運用できます。これらのコネクタに収容するFPGA-I/OはすべてHRバンクです。

CN1:I/O電圧を変更でき、シングルエンドや差動信号として設定ができます。専用アナログChを収容します。
CN2:I/O電圧を変更でき、シングルエンドや差動信号として設定ができます。トランシーバI/Oを収容します。

【CN1】

KX-Card7/AX-Card7M ディップスイッチSW5により、I/O電圧を1.2/1.5/1.8/2.5/3.0/3.3(V)に切り換えて運用できます。

差動信号に設定する場合、48ch、シングルエンドの場合100本を利用できます。
また、このコネクタには、専用アナログ1ch(差動)を収容しています。
 

【CN2】

KX-Card7/AX-Card7M ディップスイッチSW6により、I/O電圧を1.2/1.5/1.8/2.5/3.0/3.3(V)に切り換えて運用できます。
差動信号なら24ch、シングルエンド信号なら50本のI/Oを利用できます。

トランシーバI/Oとして、Tx 8ch、Rx 8ch、リファレンスクロック入力2chを利用できます。


KX-Card7/AX-Card7Mに実装するコネクタはサムテック社の「QSH-060-01-L-D-A」です。
外部基板には「QTH-060-01-L-D-A」または「QTH-030-01-L-D-A」を配置することで、KX-Card7/AX-Card7Mと接続ができます。 「QTH-030」コネクタの場合、上図のコネクタの上半分または下半分だけに接続ができます。