USBケーブル給電でCX-Card5を運用する場合の注意点
CX-Card5をUSB3.0接続し、FPGAが未コンフィグの状態で消費電流を計測した値を以下に示します。
USB3.0インタフェース仕様上、USBケーブル給電できる電流値はMax.900mA/5Vと決まっています。この900mAから以下の電流値を差し引けば、FPGAで消費できる電流値が求まります。
ボードの状態 | 消費電流値(5V) | FPGA単体で消費できる電流値(5V) |
USB3.0接続(USBバスはアイドル状態) | 約366mA | 約534mA |
USB3.0でWRデータ転送(PC→CX-Card5) | 約383mA | 約517mA |
USB3.0でRDデータ転送(PC←CX-Card5) | 約404mA | 約496mA |
ボードをUSBケーブル給電だけで運用する場合は、FPGAの消費電流を490mA未満(約2.4W 5V換算)にとどめる必要があります。
※製品添付のサンプルFPGA回路(PCからLPDDR2にファイルをRD/WR)の場合、約715mA/5Vなので、USBケーブル給電で動作ができます。