androidアプリでFPGAを制御

すべてのSmart-USB Plus製品は、Android端末から制御できます。

android制御画面

Smart-USB Plus製品を制御する目的で、Androidアプリを無償提供しています。製品ユーザ登録していただいたお客様は、製品登録後にお知らせするソフトウエア・ダウンロードサイトの\Androidフォルダから無償でダウンロードできます。

  1. アプリの目的
    お客様がカスタマイズできるように、ソースコード一式を提供しています。 カスタマイズ後にGoogle Playでリリースすることもできます。
  2. アプリの内容
    基本のボード制御ができます。
    「FPGAコンフィグ」、「レジスタ操作」、「メモリ操作」 です。
  3. アプリの種類
    アプリダウンロード後に解凍すると2つのフォルダができます。内容は同じでタブレット用とスマートフォン用です。違いは画面サイズです。
    \SmartUSB_android  (スマートフォン用プロジェクト)
    \SmartUSB_androidT(タブレット用プロジェクト)
    ※各プロジェクトは SDK4.1.2 Eclips にて開発しました。
  4. アプリのインストール
    (WindowsPCと端末をUSBケーブルで接続した場合の手順です)
    インストールする端末側で「提供元不明のアプリ」を受け入れるように設定して下さい。
    \bin\SmartUSB_android.apk を端末の任意のフォルダにコピーし、ESファイルエクスプローラ等のファイル管理ユーティリティを使ってオープンして下さい。インストールが始まります。 
    ※タブレットの場合は\bin\SmartUSB_androidT.apk。
  5. アプリの使い方
    基本的な使い方は従来のWindows版 RefApp2/RefApp3/RefApp7制御アプリと同じです。
    USBコンフィグ画面でコンフィグファイルを選択(ファイル名を入力)する際、最初に「決定」ボタンを押してからファイル選択するようになっています。
    また、同じ画面で、”Temp Size” を指定できます(デフォルトは200)。利用する端末により、データ転送時のデータ単位を設定できます。この数値が大きいほど、データ転送レートは向上しますが、使用する端末によりアクセスが失敗する確率が高くなります。目安の設定値は10,000です。
  6. 注意事項
    提供するアプリはUSBホスト機能を有するAndroid端末で動作しますが、すべての端末で動作を保証するものではありません。
    開発時に使用した端末は、Nexus7(2013)、ZenPhone5等です。このアプリでは、USB機器の接続、切断を自動認識できません(Andoridに依存します)。このため、アプリを終了するときや、ボードをリセットしたとき、USBケーブルをはずしたときには、USBコンフィグ画面の「終了」ボタンをクリックして下さい。