HSAD1000 サンプリング周波数設定

HSAD1000ボードのIC:ZL30251を制御するための設定ファイルの作り方です。

準備:

Microchip社からクロック設定用のアプリケーションソフトをダウンロードし、インストールします。

サンプリング周波数の設定:

ZL30250.exeを起動し、Device Slelection画面でZL30251を選択、[Work Offline]ボタンをクリックします。

APLLを選択します。

左上、XA/XB Pins部で、XO 100MHzを選択し、右側のOutput OC2でサンプリング周波数を指定します。この例では225MHzです。出力FormatはCML(800mV)を設定してください。

OC1:CN1に接続するクロックでFPGAに接続します。この例では無効にしています。

OC3:J15/J16コネクタ出力する信号です。

上記設定画面でエラー表示がなければ、DUT Configを選択してファイルを保存(.mfg)します。このファイルは、ZL30251のレジスタ領域に書き込むために利用します。書き込んだデータは、電源断やZL30251のリセットにより揮発します。

E2PROM領域に書き込むデータを作成する:

ツールバー File->EEPROM->Create EEPROM Image Fileを選択。 Config 0~3の欄に作成したxxx.mfgをそれぞれ指定後、最下段のTo EEPROM Image File欄にファイル(.txt)を設定し、[Create]ボタンをクリックします。

生成したxxx.txtファイルをEEPROM領域に書き込みます。

その他:

ZL30251では APLLモードの他に、SSやNCOモードがあります。必要に応じて選択してください。