制御ソフトウエアによるオートコンフィグ機能

製品添付のリファレンス制御アプリケーションには、FPGAを自動的にコンフィグする機能があります。

制御アプリケーションのRefApp7.exeを起動すると、あらかじめ設定したFPGAコンフィグデータを、自動的にUSB経由でコンフィグすることができます。

「コンフィグROMを利用する場合との違い」

一般的には、FPGA用のコンフィグROMにコンフィグデータを格納しますが、この場合、ボードに電源を投入した時に、FPGAがコンフィグされます。 このオートコンフィグ機能は、電源を投入した時ではなく、制御ソフトウエアの起動時にFPGAコンフィグを行います。

Smart-USB Plus/Sigmaボードは、mxcardとZQ-Cardを除き、すべてのボードでオートコンフィグ機能を利用できます。 コンフィグROMにはデフォルト(工場出荷時)のデータを書き込み、制御ソフトで運用するときには最新のコンフィグデータで運用することもできます。

オートコンフィグ機能の使い方:

1.RefApp7.exeを起動し、ツールバーの「オプション」を選択します

2.オートコンフィグを選択します。選択すると次にFPGAベンダーのAlteraか、Xilinxを選択する画面になります。使用するボードに搭載するFPGAベンダーに一致させてください。

3.実際にコンフィグしたいコンフィグデータを選択して、準備は完了します。
アルテラデバイスの時には、xxxx.rbf、 ザイリンクスデバイスの時には、xxx.binを選択してください。

この後は、RefApp7.exeを起動するたびに、設定したコンフィグデータがFPGAにコンフィグされるようになります。

ボード運用中に、コンフィグデータを変更したければ、通常の「USBコンフィグ」画面から、コンフィグを実行することができます。