【各種組込システム開発に対応】
名刺サイズの小型基板に 中規模FPGA(Cyclone3)とUSB2.0を採用し、従来のSmart-USB
Plus機能をすべて利用できます.このFPGAとARM Cortex-M3マイコンは、EPI
(External Peripheral Interface)により、31本のIOとクロックで接続しており、150MB/sのデータ転送ができます. EPIは、設定により8/16bitホストバスモードや、外部FIFOモード、SRAMモードなど、様々な機能を実現できます.右図は、FPGA内に16bit幅のFIFOを実装して運用する例です.
Cortex-M3マイコンでは、16ch 10bit-ADコンバータや 8chのPWM機能によりセンサ制御やモータ制御等コントロールできます.ARM
Cortex-M3の詳細はこちらのページを参照してください.
【フレキシブルな接続性能】
FPGAのIO機能を利用し、 1.8V〜5VのIO電圧に対応したIOインタフェースができます.また、差動信号のLVDSやRSDS信号にも対応でき、画像処理などのアプリケーションにも対応できます. コネクタは一般的な2.54mmピッチのMIL系コネクタが利用できます.
【使いやすいARM Cortex-M3マイコン】
TI社のStellaris(ステラリス)2000シリーズを採用しました.このマイコンの特長はStellarisWareというリファレンス・ソフトが豊富で、これらを利用して開発期間を短縮することができます.すべてロイヤリティフリーで利用できます.
【三位一体の処理システムを構築】
FPGAには無償で使えるソフトCPUの"Nios2e"を実装することもできます.FPGAやCortex-M3マイコンで処理したデータをUSB2.0を利用してPCに収集して、PCで処理できます. FPGAでのデータ前処理、M3マイコンでのデータ加工処理、PCによる統計的なデータ処理など、PCと連携したデータ処理が可能です.
【システム拡張例】
データロガー、画像処理、パネル表示などの拡張例があります.
<用途>
・産業機器へのUSB2.0-IF機能
・生産ラインでの製品検査治具
・画像データ入出力ボード
・画像処理
・モータ制御
・USBを利用したデータ収集システム
・各種センサ制御
・CAN制御
【参考】
すぐにわかるSmart-USB Plus製品の使いやすさ |